こんにちは、ふくぴーです。
リベ大でブログを学んで1年で月収10万円を達成し、今では7桁ブロガーとして活動しています!
記事書いてるうちになんか主張がズレてきちゃうんだけど、どうしたら良いかな…?
そんな時は記事作成のための設計書(記事構成案)を練ってみよう!
記事構成案が練れると、記事の質が上がるはずだよ!
何も考えずに記事を書くと、多くの人は記事内で主張がブレたり、記事作成までに多くの修正が必要になります。
その対策としておすすめなのが、記事構成案を練ることです。
▼記事構成案のイメージ
どんな映画にも台本があるように、記事にも記事構成案という台本が必要です。
記事作成に慣れてくると、台本を作らずそのまま記事執筆にうつる人もいますが、初心者のうちは記事構成案をしっかり作りましょう。
- 記事構成案が必要な理由
- 記事構成の基本
- 記事構成案の練り方
- 構成案を元にした記事作成手順
リベ大ブログ教室でも、記事構成案をしっかり練ってから記事を書いているよ!
記事構成案が必要な理由
記事構成案は、いわば記事の設計書です。
設計書がないまま記事作成に入ると、どうしても問題が起こりがちです。
- 伝えたいことが記事内でブレる
→ 離脱につながる - 不要な情報まで書いてしまう
→ 離脱につながる - 途中で情報の過不足に気づき、何度も修正が必要になる
→ 記事作成に時間がかかる
一方、記事構成案を練ると読者のニーズを満たした質の高い記事となり、記事完成までの時間短縮にも繋がります。
記事構成案の作成は、読者にも自分にもメリットがあるね!
記事構成の基本
記事構成案の説明の前に、改めて記事構成の基本型を再確認しましょう。
ブログの記事構成は、下図のように「リード文・本文・まとめ文」の3つに分かれています。
▼ 記事構成の基本型
以上を頭に入れた上で、記事構成案を練っていきます。
ブログ記事の基本的な構成については、「【初心者必見】ブログ記事の構成や書き方の基本を徹底解説!」で詳しく解説しています。
記事構成案の練り方
記事構成案を練っていくステップは以下の通りです。
- ステップ①:キーワード選定
- ステップ②:読者の検索意図・ニーズを明確にする
- ステップ③:記事を読むメリットを明確にする
- ステップ④:権威性・根拠を明確にする
- ステップ⑤:導線を作る(読者を行動に促す)
ステップ①:キーワード選定
まずは、どのキーワードを狙って記事作成をするか明確にしましょう。
選ぶキーワードによって上位表示の難易度が変わるため、しっかりリサーチした上でキーワード選定を行います。
キーワード選定とリサーチ方法については「【便利ツール紹介】キーワード選定とリサーチの方法について解説」をご覧ください。
今回は具体例として、「プログラミング 独学 初心者」をキーワードに選定した場合の記事構成案を作ります。
ステップ②:読者の検索意図・ニーズを明確にする
キーワードが決まったら、そのキーワードで検索する読者の検索意図・ニーズをリサーチして、明確にします。
検索意図を明らかにする
読者は何を求めてそのキーワードで検索したのか、検索意図(= 読者の抱えている悩み・問題)を探ります。
選定したキーワードで検索して、1ページ目にある上位10サイトをリサーチしましょう。
このとき注目するのは、リード文と目次(見出し)です。
ライバルサイトのリード文と見出しを見れば、どんな読者をターゲットに書いているかがわかり、読者の人物像と検索意図が見えてきます。
「プログラミング 独学 初心者」でリサーチした結果、見えてきた検索意図は以下になります。
- プログラミング初心者の勉強法が知りたい
- プログラミングの独学に役立つ学習サイトが知りたい
- 初心者が独学でもプログラマーに転職できるのか知りたい など
検索意図がズレると検索上位が取れないから、しっかりリサーチしよう!
リサーチをする際に、自分の通常のブラウザで行う人がいます。
しかし、リサーチはブラウザのシークレットモードで行いましょう。
なぜならGoogleの検索結果には、自分がこれまで閲覧してきたサイトや検索履歴が反映されているためです。
そのため、通常の画面で検索すると、検索結果に偏りが出る可能性があります。
リサーチの際は、過去の閲覧内容を記憶しないシークレットモードへの切り替えを忘れずに行いましょう。
読者のニーズを明らかにする
次に、読者のニーズ(= 何が解決すれば満足するのか?)を探ります。
検索意図のときと同様、上位表示されたライバルサイトの見出しを確認しましょう。
- プログラミング初心者の着実な勉強法を知りたい
- プログラミングスクールの情報を知りたい
- 独学でエンジニアに転職してキャリアアップする方法が知りたい など
ライバルサイトだけではニーズが掴めない場合には、Yahoo知恵袋などQ&Aサイトで検索する方法もあります。
Q&Aサイトにキーワードを入力して検索すると、悩みや疑問が具体的にわかるため、読者のニーズを明確に知る方法として活用しましょう。
リサーチの結果、複数の検索意図とニーズが掴めたね!
この段階で、どの検索意図とニーズに対する記事を書くのかを決定しよう!
ステップ③:記事を読むメリットを明確にする
記事を読んだ読者は、どんなメリットが得られるのかを明確にします。
ステップ②で決定した検索意図・ニーズに対する、読者が求めているメリットを示しましょう。
- プログラミングを独学で習得するためのロードマップ
- 初心者におすすめのプログラミング学習の本
- プログラミングスキルを活かしたキャリア設計 など
ステップ④:権威性・根拠を明確にする
メリットが明確になったら、記事の権威性・根拠を示します。
- 誰がこの記事を書いているのか
- なぜ上記のメリットを主張できるのか
を明確にすることで、内容に説得力を持たせて信頼できる記事だと読者に伝えましょう。
- プログラミング学習歴4年。人差し指のみでタイピングしていた男が独学でプログラミングを習得。
- 3つのプログラミングスクールを体験
- 元保育士。現在はフリーランスのWEBプログラマーとして活動中 など
ステップ⑤:導線を作る(読者を行動に促す)
この記事で、読者にどんな行動を促すのかを決めます。
- プログラミングスクールの比較記事へ誘導
- プログラミングに関するまとめ記事へ誘導
- おすすめプログラミングスクールのアフィリエイトリンクへ誘導
- プログラマー専門の転職サイトのアフィリエイトリンクへ誘導 など
以上が記事構成案を作っていくステップだよ!
構成案を元にした記事作成手順
記事構成案ができたら、以下の順で記事を作成していきましょう。
- 手順①:構成案をもとに見出しを作成
- 手順②:本文を作成
- 手順③:まとめを作成
- 手順④:構成案をもとにリード文を作成
- 手順⑤:タイトルを作成
今回は具体例として、下記の構成案で記事作成手順を解説します。
- 【キーワード】
→ 「プログラミング 独学 初心者」 - 【検索意図】
→ プログラミングを独学で学び始めたが、他にどんな勉強法があるのか知りたい - 【読者のニーズ】
→ 着実にスキルが身に付く効率的な勉強法が知りたい - 【読者に与えるメリット】
→ プログラミングを独学で習得するためのロードマップを提示 - 【根拠・権威性】
→ 元保育士で、現在はフリーランスのWEBプログラマーとして活動中 - 【読者に促す行動】
→ プログラミングスクールの比較記事へ誘導
基本的な記事構成や書き方は「【初心者必見】ブログ記事の構成や書き方の基本を徹底解説!」をご覧ください。
手順①:構成案をもとに見出しを作成
まずは、記事構成案をもとに見出しを作成します。
- 読者の検索意図・ニーズから、求めている情報をシンプルな一文にまとめる
- 見出しだけで記事内容がわかるようにする
- ライバル記事の見出しを参考にする
- H2(大見出し)から先に作成し、わかりやすい順に並べる
下図のように、見出しのルールに則って作成しましょう。
構成案で設定した検索意図・ニーズから見出しH2を作成し、伝わりやすい順番に並べた例が以下になります。
- H2:プログラミングは初心者でも独学で習得可能
- H2:初心者に最適なプログラミング学習ロードマップ
- H2:独学でつまづいた時の乗り越え方3選
- H2:独学に限界を感じたら
- H2:まとめ
次に、H2の下層にくるH3以下の見出しを考えます。
- H2:プログラミングは初心者でも独学で習得可能
- H2:初心者のに最適なプログラミング学習ロードマップ
- ∟H3:STEP① 〇〇〇〇
- ∟H3:STEP② 〇〇〇〇
- ∟H3:STEP③ 〇〇〇〇
- ∟H3:STEP④ 〇〇〇〇
- H2:独学でつまづいた時の乗り越え方3選
- ∟H3:△△△△する
- ∟H3:△△△△する
- ∟H3:△△△△する
- H2:独学に限界を感じたら
- ∟H3:独学にこだわり過ぎない
- ∟H3:プロから学ぶメリット
- H2:まとめ
上記は一例です。
H3以下は、内容を分ける必要がなければ作らなくても問題ありません。
見出しの使い方は、「【初心者必見】ブログ記事の構成や書き方の基本を徹底解説!」で詳しく解説しています。
手順②:本文を作成
本文では、見出しごとに文章を作成します。
読者にわかりやすく伝えるための文章を書きましょう。
PREP法を使うと、初心者でも簡単にわかりやすい文章を書くことができます。
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(結論)
手順③:まとめを作成
本文が書けたら、まとめを作成します。
まとめでは、本文で解説したこと・特に伝えたいことを簡潔にまとめ、ベネフィット(悩みが解決した先にある未来)も記載しましょう。
本文とまとめの書き方は「【PV数アップ】集客記事の書き方を3つの手順で解説」で紹介しています。
手順④:構成案をもとにリード文を作成
最後は、本文を元にリード文を作成します。
リード文に必要な要素は以下の通りです。
- 想定読者の悩み
- 解決策
- 解決できる理由・権威性
- メリット・ベネフィット
リード文の書き方の詳細は、「読者満足度が向上するリード文の書き方を解説!」で解説しています。
手順⑤:タイトルを作成
最後に、記事のタイトルを考えます。
読者は、タイトルを見て記事をクリックするかどうかを瞬時に判断するため、タイトル作成のポイントはしっかり押さえておきましょう。
- 全角28〜32文字以内におさめる
- キーワードを盛り込む
- 上位10サイトを参考にする
表示する端末にもよりますが、タイトルの28〜32文字以降は省略されるため、画面に表示されません。
上位サイトのタイトルを参考に、32文字程度で読者がクリックしたくなるような切り口でタイトルを考えましょう。
- 初心者必見!独学でプログラミングを習得するためのロードマップ
- プログラミングは独学で習得可能!初心者に必要な勉強法を解説
- プログラミング初心者に最適な勉強法は?独学から始めてOK
まとめ:記事構成案を練って、読者満足度の高い記事を書こう
今回は、記事構成案の必要性から作成手順までを解説しました。
記事構成案は、読者に必要な情報を過不足なく網羅した記事を書くために、必要不可欠といえます。
また、記事完成までの時間短縮にもなり、構成案を作成するメリットは大きいです。
記事構成案を練っていくステップは以下の通りです。
- ステップ①:キーワード選定
- ステップ②:読者の検索意図・ニーズを明確にする
- ステップ③:記事を読むメリットを明確にする
- ステップ④:権威性・根拠を明確にする
- ステップ⑤:導線を作る(読者を行動に促す)
キーワード選定からスタートし、リサーチを重ねて、記事のゴールまでを明確にします。
構成案を元にした記事作成手順は以下の通りです。
- 手順①:構成案をもとに見出しを作成
- 手順②:本文を作成
- 手順③:まとめを作成
- 手順④:構成案をもとにリード文を作成
- 手順⑤:タイトルを作成
記事構成案の必要性がわかったよ!
全体像を可視化することで、必要な情報を抜け漏れなく書けるんだね!
何度か構成案を練ると、要領が掴めて記事作成スピードがどんどん速くなるよ!
メリットだらけだね!
記事構成案を練ってから記事を作成すると、読者にとっても有益でわかりやすい記事ができあがります。
1記事にかかる時間も大幅に短縮できるため、初心者のうちからしっかり構成案を練っていきましょう!
以上、ふくぴーでした!
記事構成案を練るために必要なキーワード選定・リサーチ法は、以下の記事で解説しています。
ブログ記事の基本的な書き方は、以下の記事で解説しています。
ブログ記事の基本:【初心者必見】ブログ記事の構成や書き方の基本を徹底解説!
リード文の書き方:読者満足度が向上するリード文の書き方を解説!
稼ぐための記事の書き方:【PV数アップ】集客記事の書き方を3つの手順で解説
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